ぐっと夏らしくなってきました。

浄法寺ってこんなに暑くなるんだっけー・・・

と毎年、毎年、割り増しで感じております。

この時期、私たちは秋の展示会の準備に向けて塗り！塗り！塗り！の毎日。

しっかり作り込んだ器たちを、皆様にお届けできますように・・・

展示会の詳細はまた改めて。

さて、

秋の展示会は私たちにとっては一つの節目になっています。

新しい商品をお披露目するのはこのタイミグになることがしばしば。

今取り掛かっているのは「盃」三種です。

盃は、ガラスや陶磁器、金属なら銅や錫、様々な素材のものがあります。

見た目の美しさや面白さはもとより、器の素材ごとに飲み心地の違いが感じられるのも楽しいもの。

唇への感触と器の形の効果で、お酒の魅力が更に豊かなものになります。

“お酒の素材×器の素材”

選択肢は無限大。

ほっとできる家呑み時間に、漆の盃もいかがですか？

私たちが作るからには、

漆の質感を楽しんでいただける仕上がりになることが大前提。

そして、自分たちが欲しいと思えるモノを作るというのは

苦しく、悩ましく、でも楽しいものです。

幸い（？）にも、滴生舎の面々はお酒ウェルカム体質。

こんなお酒ならこの形で飲みたいな～

これからの季節なら冷酒でコレかな～

商品研究とは名ばかりの試飲と妄想の時間。

これもモノ作りの醍醐味の一つですね。

生まれたて３兄弟。

皆様に実際に手にとっていただける日を待ちわびております。

塗部屋のm 　記