2018.04.11
「漆って赤と黒以外あるんですか」
という質問をいただくのですが、あるのです。
ある、というより、作るんです。
塗るために精製した漆は透けのある茶色です。
そこに顔料(色の粉)を混ぜて作るのが色漆(いろうるし)。
本来の漆の色が残るので、ちょっと褐色ぽくなりますが、
そこがまた漆らしくて渋いのです。
そんな色漆を使って箸に絵付けをする体験も、イベントの8日間ずっと受け付けております!
黒く拭き漆を施したお箸に絵付けをしていただきます。
29日の特別講師、佐藤綾子さんは漆の絵付けのベテランです。
(29日以外は滴生舎の塗り人がお相手させていただきます)
滴生舎でもお箸などの商品を取り扱っているのですが、
その絵のモチーフがなんとも楽しい綾子ワールド!
細部にまでこだわっていて、どれも見応えあり。
いつも限定商品なので、ファンの方は定期的に偵察に来てくださいます。
これは熟練のなせる技なので、絵付け体験をされる方はどうぞ自分のペースで楽しんでくださいね。
細い絵筆を使いますが、漆特有の粘度を自在に扱うのは意外と大変。
29日にいらっしゃる方は綾子さんの秘伝が受けられるかも?
料金:箸代、体験料込み 1,800円+税
時間:1時間程度
絵付けしたお箸は1ヶ月程かけてしっかり漆を固めてからお渡しします。
自分用はもちろん、贈り物用のオリジナル箸にしてもいいかもしれませんね。
期間中毎日受付はしておりますが、一回に対応できる人数には限りがあります。
ご希望の日をご連絡くださればお席を用意しますので、お気軽にご連絡ください!
特に29日は要チェックですよー!
滴生舎
電話 0195-38-2511 FAX 0195-38-2610
メール tekiseisya@urushi-joboji.com
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