滴生舎だより

Tekiseisha, the craftmen Blog

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2018.08.20

「くらしの中の布と鉄、そして漆」展を終えて。

滴生舎の企画展第2段

「くらしの中の布と鉄、そして漆」展、

一昨日をもって無事に終了いたしました。

 

omotoのお二人そしてjokogumoさんと一緒の展示会、滴生舎としては初めての試みだっただけに

楽しみな反面、正直…不安でした。

しかし、そんな不安をよそにたくさんのお客様に来ていただき、いろいろな話ができて、

みなさんの楽しんでいる姿に救われました。

本当にありがとうございました!!

 

19日には、染めたいものを持参していただいて柿渋染めをするワークショップがありました。

朝の時点ではなんとも怪しい雲行き…。

曇り空に向かって、omotoのお二人と滴生舎メンバーで神様に 晴れ乞い? を…(笑)

 

柿渋染めは、布を柿渋に浸して絞った後に日光にあて紫外線を浴びることで変化していきます。

均等に紫外線を当てるため、きちんとシワを伸ばしたり向きを変えたりとみなさん付きっ切り。

トートバッグ・ズボン・柄の入っているシャツなどいろいろな種類の布物があり、

生地の違い、絞り方の強さなどで全然違う表情をみせてくれました。

 

最初に智子さんからの説明。

みなさんまだ緊張気味。

しっかりと揉みこんで柿渋を染みこませます。

 

同じようにやっても、この色の違い。おもしろいですですよねー。

 

 

みんなの干し方を智子さんチェック!!

 

みなさんがワイワイとやってるうちになんと…徐々に青空が!!

晴れ乞いした甲斐がありました!

(実は…智子さん晴れ女なのです。ワークショップで雨が降ったことは一度も無いそう!

なので晴れ乞いのおかげではなく、智子さんのおかげ。)

 

お昼は、盛岡にあるcafuné (カフネ)さんのお弁当!!

滴生舎にお昼がきたー!

 

漆の器でスープを。このコラボもいいですよね。

 

お弁当の中身。

見たことのない野菜も入っていて、あちこちから「これなんだ?瓜?」と。

右奥に写っている小さなスイカみたいな野菜は、直径2㎝くらいのメキシカン サワー ガーキンというメキシコ原産のキュウリみたいなもの。

最近では盛岡でも作っている農家さんがあるのだとか。

 

柿渋染め・青空・草木 このコントラスト、今年もなんとか見れたー!

 

 

去年の柿渋染めワークショップに参加してくださった方が、去年染めたものを着て参加してくれるという

嬉しい出来事も。

 

すごくきれいに染まっていて、他の参加者のかたも

「こんな濃くなるんだー。」と完成形が見えて、着られるようになるのが楽しみと言ってくれました。

今回染めたものは、持ち帰ってからも日光に当て続けることでどんどん色が濃くなります。

どんな感じに変化していくのかワクワクしますね。

 

 

今回の企画展で、初めて滴生舎に来たという方もたくさんいらっしゃったと思いますし、何かやってるみたいだからと覗いてくださった方もいたと思います。

来てくださって、そして参加してくださって本当にありがとうございました。

 

それもこれもomotoさん、jokogumo小池さん、cartaさん、cafuné (カフネ)さん、田代淳さん、濱津和貴さん、GET WELL SOONさん、みなさんの協力あってこそ開催することができた展示会です。

また一緒にやるためにも、滴生舎としてパワーアップできるように日々精進します。

ありがとうございました。

 

 

本日8月20日からは通常営業になります。

 

 

塗り部屋 P

 

 

 

 

 

 

 

 

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