2018.04.08
リニューアルオープンから1週間経ちます。
早い。
刻々とG.W.に近づいているという事ですね。
ワクワクそわそわするのは、そう、今回は講師を招待しての体験コーナーになるから!
8日間毎日受け付ける体験の一つ、『うつわに漆を塗ろう』では日替わりで講師をお招きします。
滴生舎が用意した器の内側に黒漆を塗って仕上げるのですが、講師によって少しずつ作法やコメントが違うんだろうな〜と、工房のメンバーも興味津々。
今日はその講師の面々をご紹介します。
4/28担当 岩舘巧さん
生まれも育ちも浄法寺町。父・岩舘隆氏と共に、浄法寺塗りを代表するシンプルな器たちを塗り続けています。最近では漆塗りを知ってもらうべく、地元の学校からN.Y.まで、刷毛を片手に出張もしているのだとか。
4/29 担当 岩舘隆さん
漆掻き職人を父の背を見て育った隆さんは、一度は岩手を離れたものの、地元の漆を地元で加工し世に送り出したいという思いを胸に帰郷。廃れつつあった浄法寺塗りを復興した、大黒柱であると同時にみんなのお父さん的存在。地元では唯一の浄法寺塗の伝統工芸士なんですよ。
4/30担当 玉山保男さん 〜艸工房〜
器に一癖二癖を効かせて、モノ好き心をくすぐる玉山さん。「これ作るの、手間がかかるんだよ〜」と言う割に、解説をする目はニヤニヤ。お好きですねぇ。ところでG.W.に新しい商品を、という事でしたが、間に合いますか!?愛猫に「玉ちゃん」と名付けてしまう、お髭がチャームポイントのオジサマです。
5/1.2.5担当 滴生舎
この拙い文章でブログを恥公開している私たちは、本当は塗り部屋の住人なのです。今は目を白黒させながらモニターとにらめっこしておりますが、刷毛を持ったらスイッチ入りますよ。
1.2.5日は特別講師じゃないからといってお客さまをガッカリさせないように、
楽しい体験タイム作りに努めます!
5/3担当 山崎菜見子さん 〜やまなみ工房〜
数年前に滴生舎の工房から独立し、浄法寺町内に工房を構える我らが先輩。
静かに厳しく、そして優しい菜見子さん。滴生舎のオープン時にはお花を持って登場。すてき。
サウイフ先輩ニ、ワタシモナリタイ・・・(雨ニモマケズ風)
一昨年から、なんと漆掻きもしているんですよ。そんなお話も聞けるかも?
5/4 担当 佐々木暢子さん 〜工房朱楽〜
暢子さんの器は、女性的な優しいフォルム。そこに漆のしっとりスベスベ質感が合わさることで、
あの手のひらで包み込みたくなる漆器が生まれるんですね。
暢子さんの細腕でスイスイ塗っていく所作はウットリすると思います。
自分でやってみると上手くいかないもどかしさも存分に味わってください!
実際に製作現場で使う道具で塗りますし、とろ〜っとした漆の感触など濃ゆい漆の時間を楽しんでいただけたらと思います。
塗った器は、2ヶ月程かけてしっかり固めてからのお渡しになります。
届いたらその日から自分だけの器としてお使いいただけますよ。
体験に使う器はこちらから選んでいただきます ↑↑
外側は拭き漆で仕上げてあります。
料金:漆器代、体験料込み 5,000円+税
時間:1時間程度
当日申し込みでも参加可能ですが、事前に連絡いただければお席を確保いたしますので、ご質問等お気軽にご連絡ください!
滴生舎
電話 0195-38-2511 FAX 0195-38-2610
メール tekiseisya@urushi-joboji.com
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