2020.02.26
二戸市は令和2年5月より活躍する地域おこし協力隊を若干名募集します。
活動の様子はInstagramで紹介しています。ぜひご覧ください。
二戸市は、岩手県内陸の北端部に位置する人口3万人弱のまちで、折爪馬仙峡県立自然公園を始め、稲庭岳、金田一温泉、あるいは、作家の瀬戸内寂聴さんが住職を務めた「八葉山天台寺」など、豊かな自然と歴史的な文化遺産が調和するまちです。
特にも、当市は、生産量、品質ともに日本一を誇る漆の産地です。
「浄法寺漆」は国内生産量の約7割を占め、京都・鹿苑寺金閣や平泉・中尊寺金色堂など、日本を代表する国宝建造物の修理の際に使用され、現在も東照宮を始めとする日光二社一寺の修理にも使用されています。また、天台寺が起源といわれている「浄法寺塗」は、浄法寺漆にこだわって作られており、本物志向の消費者から高い評価を受けています。
このような中、平成27年2月、文化庁が文化財建造物の修理に国産漆を使用する方針を示したことから、今後さらに「浄法寺漆」の需要拡大が見込まれています。
しかし、人口減少や少子高齢化が進み、漆林の荒廃林化が進み漆原木の確保が喫緊の課題となっています。
二戸市では、漆に興味があり、ゆくゆくは漆産業を支える方(漆林フォレスター)を地域おこし協力隊として募集します。
林業に関する知識及び技術がある地元森林組合の指導の下で苗生産や漆林整備、漆原木の伐採などの業務を行っていただきます。
詳細については下記をご覧ください。
<募集要項> PDF
☆『漆林フォレスター』の活動の様子をInstagramで紹介しています。是非ご覧ください。
《ひとつ前のお知らせ》
2019.11.17
浄法寺町漆原地区の「漆うるわしの森」において大規模な植栽イベントを行いました