2020.09.05
少し前のことになりますが、
八幡平市と二戸市にまたがる安比川流域に受け継がれる伝統技術が
日本遺産に登録されました。
日本遺産とは、
地域の歴史的魅力や特色を通じて、文化・伝統を語るストーリーのこと。
安比川の上流域には木地師、中流域には塗師、下流域には漆掻きが多く住み地域で一体的な漆器製作を行ってきました。
生漆や漆工芸品の特産地としての誇りを胸に、漆産業を現在まで守り続けています。
安比川流域の人々が漆を大切にそして誇りに思い、伝統技術・漆文化をつないできました。
昔のやり方と変わった部分はあります。
しかし、
地元で漆を採って・塗るということはずっと変わらず続いています。
そのことを当たり前に思っていましたが
決して当たり前のことではなく、「想い」が受け継がれて今に繋がっているということ。
これからも続いていくと信じたい!
日本遺産登録されることで、
地域が主体となって整備・活用し、地域の活性化を図ることも目的としているので
これから八幡平市と二戸市で協力し合い盛り上げていけたら!と思っております。
私たちのやるべきことは、今までもこれからも「漆器を作る」こと。
しっかりと製作しつつ、漆に関わるいろいろなことをしていけたらと思います。
日本遺産登録を、浄法寺小学校の皆さんが祝ってくれているんです!!!!
なんて嬉しいことでしょう。
浄法寺小学校のすぐそばの浄法寺大橋の欄干のところに
こんなにたくさん立ててあるんです。
立てる作業もやってくれたそうです。
何も知らされてなかったので、とても嬉しくなりました。
浄法寺小学校のみんな、ありがとー!!
みんなにとって漆文化は誇らしいと思ってくてれているんだなぁと実感できました。
秋いっぱいは見られますので、お越しの際は見てみてください!!
塗り部屋 P
《前の記事》2020/08/29
SNSでも少し話しましたが、 8月27日にNHKで放送された 「世界はほしいモノにあふれてる」 で、いろいろな手仕事が紹介される中で、「漆」も取り上げてくださっていて MCの三...続きを読む
《次の記事》2020/09/14
たくさんのお問い合わせや、ご注文をいただき誠にありがとうございます。 お問い合わせへの返信を順次しておりますが、まれにメールが送れないことがあります。 大変申し訳ないの...続きを読む