2023.06.27
秋、葉を落として
冬、雪の下で眠り
春、新芽がのびて花が咲く
夏、漆かきがやってくる
巡り巡る
漆の木の1年。
毎年同じような景色をみているはずなのに
出会う毎日、新鮮に感じるのは
ウルシノキが生まれ変わるからなのでしょうか
‥
なーんてことを考える余裕もなく、
やるべきこと、みなさまに伝えたいことが
どんどんと溢れています。
まず、遅ればせながら、みなさまにご報告。
ついに!
第一弾
150本の漆の苗木の植栽、できました!!
場所は浄法寺町明神沢。
稲庭岳のふもとに位置し
遠くには七時雨山
天気が良ければ岩手山も望める
風通しがよく、気持ちの良いところ。
一本、一本、着実に。
今回の植樹は
《浄法寺うるしの仕事と食を味わうツアー春編》ご参加の方々にも、ご協力いただきました。
ここから漆が採れるのは
10数年後。
本数としては少ないけれど
漆を日々使っている者として
漆の文化をつなげていくために
そして、根っこの部分に携わりたいと思ってくださるお客様の気持ちお預かりする意味でも
これからもウルシの植樹に関わっていきたいと思っています。
2022年にバッジをご購入&ご記帳いただいたみなさま
タムラ(盛岡市)= 川向ふきこ(盛岡市)=菊池育子(盛岡市)= リーダー(岩手)= 大江將仁(京都市)= 影山桂子(盛岡市)= 吉田静子(滝沢市)= ササキ(盛岡市)= カワグチケンタロウ(滝沢市)= 詩織(盛岡市)= 松田美代子(住田町)= 晴山博邦(盛岡市)= 村上亮(東京都)= 平藤淳(盛岡市)= 平藤由美子(盛岡市)= 秋葉久美子(仙台市)= 秋本江里子(東京都)= しろみのおさかな(二戸市)= あんどうほなぎ(盛岡市)= キムラ(盛岡市)= 鈴木浩美(浜松市)= 川浪俊江(もりおか市)= 新山直広(鯖江市)= 石頭祐司(盛岡市)= 佐藤徳泰(岩手町)= 川添隆太郎(渋谷区)= セラケライナー(かまいし)= 澤尻寛(八幡平市)= 岩間謙二(二戸市)= 高橋敏明(盛岡市)= 山口由(盛岡市)= 土樋由直(滝沢市)= 土樋千賀子(滝沢市)= 柴田弥優羽(一戸)= いずみ(石川県)= 松波千畝(岩手県盛岡市)= 青松(岩手県久慈市)= ヒロ(宮城県仙台市)= がっちゃん(岩手県盛岡市)= ゆきこ(岩手県盛岡市)= まあちゃん(岩手県盛岡市)= 由子(二戸市)= やっちゃん(群馬県安中市)= なおちゃん(岩手県金ヶ崎町)= オオヤマ(青森県八戸市)= 菊池一民 = 奥瑶惺 = 反田裕久(目黒区洗足)= 松澤俊明 =
※順不同、敬称略
その他、「力になりたい」とお心寄せてくださった皆さま
本当にありがとうございました。
お気持ち、大切につなぎ、つながっていきます。これからも成長をあたたかく見守ってくださいね。
植樹から1ヶ月後。
ちゃんと新芽が出てました!
もうひとつおしらせです。
ただいま、学生さんを対象にした
『浄法寺漆インターンシップ』
参加者を募集しています。
漆塗りや漆掻きの現場を自分の目で、手で
感じてみませんか?
人数も期間も限られていますので
興味のある方はぜひどうぞ。
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