2018.01.29
またまた2月2日からのjokogumo『使う漆と知る漆』のお話です。
ワークショップやトークイベントのほかに、浄法寺食堂がOPENします。
お薦めのメニューはけんちん汁!!
けんちん汁とは、昔は小正月の期間中に食べれるようにたくさん作って温め直して食べた汁もの。
たくさん作るのには、お母さんたちを休ませるという知恵でもあったよう。
肉は使わず、豆腐と山菜を入れるのが特徴ですが、家々で多少異なります。
じゃがいもが入ったり、豆が入ったり様々。
浄法寺人は正月食べるもの!という認識のみ。
けんちん汁を食べると正月が来たなぁという気持ちになります。
小正月? お母さんを休ませる? そんな意味は知りませんでした。
しかし、県外出身の同僚は今まで食べてきたものとは全く違ったようで、、、
「けんちん汁ってどう思う?」というざっくりとした質問に、
「豆腐がお肉みたい!」「保存の知恵がすごい!」「鶏肉が入ってるのがあたりまえかと思ってた!」などと大興奮。
想像以上の興奮ぶりにびっくり(笑)
そう言われてみると、山菜は春に採ったものをけんちん汁のためにしっかり保存され、豆腐は肉と間違えるほどの食感になるまでよぉーく炒め、手間のかかった汁ものだなぁと思わされました。
浄法寺のお母さんたちありがとう。
浄法寺食堂では、おにぎりやお酒などもご用意しております。
もちろん漆器で!
以前のjokogumoのイベントで、
小さな子供が両手で漆器のカップを持ち、リンゴジュースを飲む姿にはキュンとしました。
漆器の口あたりの良さや、軽さを浄法寺の郷土料理と一緒に楽しんでいただきたい!
ぜひいらしてください。お待ちしております。
《前の記事》2018/01/18
2月2日からの神楽坂jokogumoで開催する『使う漆と知る漆』展。 その中で「漆を掻く人×その道具を作る人」というテーマで 漆掻き職人・鈴木健司氏と、鍛冶職人・鈴木康人氏のトークイベントがありま...続きを読む
《次の記事》2018/02/01
いよいよ明日から始まります! jokogumoの『使う漆と知る漆』 神楽坂は準備の真っ最中。 浄法寺漆の世界が出来上がって行くー。 一部内容変更のお知らせです。 「漆を掻く人×...続きを読む