2022.01.19
最近手に取った本に
「現代において、距離が近いということが改めて価値となる」
という内容が記されていました。
どこにいてもある程度の物や情報は手に入る一方で
やっぱり
「ある程度以上」の物・情報は物理的に近い方が手に入れ易いよね
というお話。
そうかもねぇ
なんて思っていたタイミングでポンと届いたのが
NYのチズさんからのメールでした。
遡る事、もう何年になるでしょうか。
私たちが漆器を背負って
ドキドキしながらNYの地に訪れた経緯がありまして
その際に親身に私たちをエスコートしてくださったのが
酒サムライ(日本酒ソムリエ)の、
チズさんこと、新川智慈子さんです。
添付されたURLを開くと
見覚えのある器と料理人の姿が。
NYで注目の料理人として
Kappo Sonoの園氏が精力的に活動されているという記事。
お店ではチズさんが様々なバリエーションのお酒で
迎えてくれるという内容です。
(英文だったのでグーグル翻訳曰く、ですが…でも、妄想はバッチリです!)
その掲載写真で使っていただいたのが
私たちが塗りあげ、納品した器でした。
時間も場所も超えて愛用してもらい
しかもそんな近況を伝えてくれる人がいる。
何とも嬉しく頼もしいことです。
注文いただいたものを
丁寧に作り、確実にお届けする。
その一つ一つは、
もちろん心を込めてやらせていただきます。
でも、これが海を越えた遠い地と
こんな風に体温の伝わるようなお付き合いができるのは
実際にその土地に出向き、
現地の方と直接会話し、お酒を呑み交わしたからなのかなと
しみじみと感じるのでした。
このブログを読んでくださる皆様とも
なんの心配も無しにお会いできる日が
早く来ますように…
記 塗り部屋M
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