2018.07.12
6月27日に、市立二戸西小学校3、4年生の児童のみなさんが、社会科見学のため滴生舎などを訪れました。
滴生舎では、漆器づくりについての学習や塗師の作業の様子などを見学したほか、漆塗りキーホルダー磨き体験を行いました。これは、漆器を使い込むことで出てくる美しい色つやの移り変わりを、短い時間で体験できるというものです。塗師から磨き方の説明を受けゴシゴシ磨くと、早速きれいなつやが現れ、驚きと感動の声が上がりました。
滴生舎の見学後は、漆林で漆掻き作業を見学する予定でしたが、あいにくの天候不良により屋内に場所を移し、漆掻き職人が先生になって勉強会を行いました。実際の漆掻き道具や作業の様子の説明に、みなさん真剣に聞き入っていた様子で、最後の質問タイムでは、時間いっぱいになるまで質問が飛び交いました。
今回訪れた児童のみなさんからは「漆掻きをやってみたい」「将来は漆掻き職人になりたい」といった心強い感想をいただきました。
<見学の様子のご紹介>
(漆器ができるまでの工程の説明)
(塗師の熟練の動きに感心)
(「ピカピカになるかな?」一生懸命磨きました)
(漆掻き職人の説明に興味津々)
<7月17日 追記>
今回二戸西小学校の皆さんからいただいた感想を、浄法寺総合支所1階市民ホールに掲示しています。お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください!
《ひとつ前のお知らせ》
2018.05.21
滴生舎 ~漆にかぶれる8日間~を開催しました。