2019.02.28
八重樫宗秋氏と漆掻き用具製作の選定保存技術保持者である中畑文利氏(青森県田子町)との交流の様子
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この度、江戸打刃物の鍛冶工房、八重樫打刃物製作所による鍛冶の実演が開催されます。
本催しでは、刀匠「八重樫宗秋」氏による出刃包丁などの製作を通して、鍛冶職人の技術をご覧いただけます。
同製作所は、日本うるし掻き技術保存会からの委託を受け漆掻き用具の試作品製作も手がけており、浄法寺漆とも関わりの深い鍛冶工房です。
現在、特殊な形状である漆掻き用具を作ることができる職人は全国にたった1名のみ。
今後、漆掻き用具製作の技術継承が期待されます。
また、2月17日~3月10日の期間で「江戸打刃物 八重樫宗秋 ―ものづくりを支えるものづくり―」として、同製作所の仕事の様子を紹介する展示が行われます。
こちらでは浄法寺漆を紹介するパネル展示も行われています。
ぜひ、併せてご覧ください。
詳細は下記および別添ポスターをご覧ください。
【平成30年度 鍛冶実演 包丁造り―出刃包丁―】
日時:平成31年3月10日(日)10時~15時30分
会場:世田谷区立次大夫堀公園民家園
(東京都世田谷区喜多見5-27-14)
備考:入園無料、自由見学
主催:世田谷区教育委員会
協力:江戸打刃物「八重樫宗秋」/岩手県二戸市漆産業課
ポスターはこちら(PDF)
《ひとつ前のお知らせ》
2018.12.28
「浄法寺漆」の地理的表示(GI)登録について