2020.04.29
「暮らしのイイモノ」展
本日より始まっております。
店舗販売はできなくなってしまいましたが、SNSやブログでイイモノを紹介していきます。
欲しいものがあれば、電話・メールで問い合わせいただければ購入できます!!
分かりづらい所もあるかとは思いますが、
お家で「暮らしのイイモノ」展 楽しんでいただけるよう発信していきます。
まずは、作り手の紹介から。
【陶房遊】
昨年も出店していただきました、愛媛県 砥部焼の窯元、「陶房遊」さん!!
砥部焼は磁器でありながら素朴な温かみがあり、丸みを帯びたぽってりとしたフォルムが特徴です。
丈夫なので、日々の食卓でも肩ひじ張らずに気軽に使える万能な器です。
遊さんの器はしっかりとした技術はもちろん、使い手のこともよく考えて作られた器ですが、
作り手さんもきっと作りながら、ウキウキワクワク楽しんで作られたんじゃないかなぁと感じさせてくれる
温かみのある器です。
今回送っていただいた商品は、全体的にかわいらしい絵付けのものでまとまっていて、
見てるだけでここ最近の自粛気分も和むようでワクワクしちゃいます。
昨年は無かったピッチャー!!
アヒルのような口をしていてとってもかわいらしいんです。
それと、遊さんは原料(土)を使い分けることで、より絵付けの雰囲気や
形に合った器を作られています。
焼き物と言うと、磁器や陶器いろいろな産地があって、それぞれ個性や特徴がありますが、
自然素材の持つパワーでいろいろなカラーが出せちゃうって、改めて手仕事はおもしろいなぁと感じさせられます。
漆器もしかり、ここならではの素材の良さの引き出し方、活かし方、それが自分たちの課題でもあり、おもしろさでもありますね。
【ヨシタ手工業デザイン室】
《ラウンドバーシリーズ》
手に優しいまるみのあるステンレスのラウンドバー材(長楕円形の断面を持つ板材)を
キッチン、食卓回りの道具に展開したシリーズです。
アイテムはピーラー・ナベシキ・レードル・ハシオキをご用意いたしました。
ピーラーは、千切り用もあり、ステンレス材なのでとても丈夫です。
滴生舎の仲間もよく使っています。
食の豊かな二戸では使い勝手いいかも!
ハシオキは、ラウンドバー材を曲げたり重ねたり、さまざまなカタチが楽しく、ステンレスでも優しい存在感です。
《グリフ》
軽い力で誰でも使いやすいツメキリです。
手の大きさや握力に合わせてさまざまな持ち位置で安定して使うことができます。
《トリップウェア》
現代の暮らしから考えられた、食器としても保存容器としても使えるうつわです。
フタになるプレート皿は、ボウルと合うよう各サイズ用意され、保存の際も積み重ねられるので、
冷蔵庫の中でもコンパクトに収まります。
スタッキングが美しく、取っ手のあるマグでも収まりのいいようデザインされています。
~トリップウェアの材料について~
トリップウェアの生産元である美濃焼の産地では、限りある貴重な資源を大切に使い切るため、
有志企業が集い、陶磁器のリサイクルシステムを作り出しました。
焼き物を細かく粉砕し、新しい粘土に混ぜることで、一度焼成されたうつわが再び原料となり、
またうつわへとなります。
トリップウェアもこの素材を使い、「旅するうつわ」がまた食卓へ戻ってきました。
【アトリエPOPPO】
昨年、モビールで店内を心地良い雰囲気にしてくれたアトリエPOPPOさん。
モビール・皿・カトラリーなどの金工作品を手がけています。
「見入ってしまう少しの時間を演出して、気持ちが軽くなるような作品作りを心掛けている」とPOPPOさん。
ゆっくりと揺れるモビールは、引き込まれるように目を奪われ、一瞬時が止まったようにボーっと見てしまいます。
メルヘンなモチーフがかわいらしいですよ。
同じ金属でも、加工の仕方で
青(銅の錆)・赤(銅の熱加工による酸化膜、緋銅色)・黒(銅の硫化)など、
色を変えているという所も魅力!!
他に真鍮や洋白も使用。
家にいる時間が増えてモヤモヤした気持ちを、スーッと和ませ、落ち着かせてくれると思います。
お皿・カトラリーは料理と一緒に冷やしておけるので、
これからの季節涼しげで活躍してくれると思います。
小田中染工房さんと箕ナオシの紹介は次の投稿になります。
お楽しみに!!
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