2025.04.05
漆塗りに軸足をおく我ら滴生舎チームですが、漆の周りには多岐にわたってアレコレと技術・素材・文化があり、もちろんそこにヒトがいて、お客様とお話ししていても、そんな話題に花が咲くこともしばしばです。
それを、体感しながら知りたい!伝えたい!
ということで、この春、滴生舎の向いに、体験工房が生まれます。
鍛冶仕事をみることができたり、その他の手仕事も体験できるスケジュールを準備していきますので、今後もご注目いただければ幸いです。
まずはGWを封切に。
●「漆掻き道具を知る」ミニタカッポづくり
日程:4月26日(土)、27日(日)、29日(火・祝)
時間:各日 10:30~、13:30~
料金:税込1,650円
所要時間:1.5時間程度
対象年齢:10歳以上
内容:漆掻き職人が搔き集めた漆をその場で貯める容器「タカッポ」は、木の皮で作られています。山の素材を生かすその技術で、ミニチュアバージョンのタカッポを作ってみましょう。当日は、漆掻き職人が講師をしてくれます。普段の仕事内容や苦労話も聞けるかもしれません。
●「鍛冶仕事を知る」和釘・S字フックづくり
日程:5月3日(土)、4日(日)、5日(月・祝)
時間:各日 10:30~、13:30~
料金:税込2,750円
所要時間:1.5時間程度
対象年齢:中学生以上
内容:漆掻き仕事に必須の刃物等は鍛冶屋さんの技術で作られています。中でも「野鍛冶」と呼ばれる分野の職人は素材の都合アレコレを操り、暮らしや仕事に必要な道具を生み出します。今回はその技術の基礎が詰め込まれたS字フックと和釘を作り、鉄の仕事の奥深さを感じてください。
今回は講師にomotoの鍛冶職人 鈴木康人氏が来てくださいます。今までも何度か滴生舎でワークショップや商品出品をしてくださったomoto。康人さんは、掻き道具を支える担い手の一人です。おたのしみに。
※汚れても良い恰好でお越しください。火花が飛ぶこともあるので、綿などの素材が安心です。
※汗・汚れ拭きのタオルと、手にフィットしてグリップのある手袋(園芸用など)をご持参ください。
ワークショップはそれぞれ事前の予約が可能です。
滴生舎までご連絡ください。
電話 0195-38-2511 (火曜定休)
メール tekiseisya@urushi-joboji.com
当日も、空きがあればご参加いただけます。
わたしたちもソワソワわくわくしながら準備をすすめています。
おたのしみに!
□イベント・企画展のお知らせ□
日程 2025/4/26(土)~5/5(月)
会期中無休
場所 滴生舎
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