滴生舎だより

Tekiseisha, the craftmen Blog

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2022.10.24

今月も銀座へ

グッと冷え込んできたので、ハッとして周りを見渡したら

紅葉!紅葉!

 

自然に囲まれて生活していますが、ちょっと油断すると美しく変化する自然を見逃します。

こう見えて田舎生活もなかなか慌ただしくなりがちなんです。たまには手を止めて深呼吸…

季節の空気をたっぷり吸い込んで、心身健やかな状態で塗り上げた漆器をお届けしたいものです。

 

さて、滑り込みセーフで梱包完了したのは松屋銀座のイベント。

「いわてのうるし 浄法寺漆」展

 

 

場所:松屋銀座 7階デザインコレクション

会期:2022年10月26日(水)ー11月8日(火)

出品:

安比塗漆器工房・滴生舎・浄法寺漆器工芸企業組合

浅野奈生・佐々木暢子・玉山保男・二瓶由起子・冨士原文隆・冨士原智子

 

参加するのはどれも小さな工房ですが、コツコツ丁寧に作り込んでご用意しています。

毎年この時期このこの場所で企画展をさせていただいており、

なかなか岩手(しかも県北)まで足をのばせないというお客様や、以前買って使い心地が良かったから買い足し希望というお客様など、皆様の声を頂いて励みにしています。

 

さて、

今回は、プチ変わりダネ企画として、リクエストの長さでお箸を仕立てる受付をいたします。

選べる箸の種類は限られていますが、長さにこだわりのある方にオススメです。

注文いただいた内容は工房に持ち帰り、仕上げて後日お届け。

時間はかかりますが、人と人とのコミュニケーションで出来上がる1膳をお楽しみください。

 

記 塗部屋のM

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