2017.04.27
今回は、最近撮影していただいた動画をご紹介します。
滴生舎では写真や動画の撮影を、写真家の奥山淳志さんにお願いしています。
・奥山淳志・
1995〜1998年 東京で出版社に勤務した後、1998年、岩手県雫石に移住し、写真家として活動を開始。以後雑誌媒体を中心に北東北の風土や文化を発表するほか、近年は、フォトドキュメンタリー作品の制作を積極的に行っている。
2003年『岩手旅街道』岩手日報社ほか
WEBサイトの写真と新しい動画も、奥山さんに撮っていただいたもの。
動画は6月から11月にかけて、奥山さんにも山に同行していただき地道に撮影しました。
ひとつの見所はドローンで撮影した場面。
撮影のときは、漆林の上空にドローンを飛ばしたのですが、
周りの農家さんたちを驚かせてしまったようで、、、 空中散布してらのかと思った!と皆さんにお集まりいただく事態になりました。
そんなドローンで撮影した、空中からの漆林風景と漆掻きの姿を楽しんでいただけたらと思います。
また、実は一部の映像で、漆掻き職人さんにカメラ付きヘルメットをかぶって頂きました。
漆を掻きとる手元と、体の動きを合せて見ることができます。
まるで自分が漆掻きになったかのよう。
少し画面の動きが激しいですが、体を動かして漆を掻きとる、
体力の必要な仕事だということが実感できます。
我々も初めて見る目線の映像でした。
奥山さんのアイデアで、今までにない漆掻きの動画に仕上がっています。
ぜひご覧くださいませ。
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